がんについて
下記のがんについて適切な指導・助言を致します。癌は早期発見が最も大切です。また、手術後の定期健診は二次がんや他臓器がんの早期発見につながります。再発時の抗がん剤治療についての不安や疑問などもご相談下さい。
また、セカンドオピニオンについてもご相談に応じます。
(要予約、レントゲンや血液検査などの資料をご持参下さい。)
胃がん | 最近では、ピロリ菌による感染症ではないかとの考え方が出てきています。特に50歳以上の方のピロリ菌感染率は60%を超える高率です。定期的な胃内視鏡検査やピロリ菌の除菌を受けましょう。 |
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大腸がん | 市民検診として大腸がん検診を毎年1回、必ず受けましょう。便に血が混じっていないかを調べるだけでとても簡単です。必要に応じて肛門の検査を行います。 |
肺がん | 胸部レントゲン撮影と痰の検査があります。特にレントゲン検査は、40歳を過ぎれば、年1回行いましょう。 |
乳がん | まずは、ご自分で胸を触って下さい。いつもとどこか違うということが、早期発見のきっかけです。たとえしこりがなくても、乳房からの出血があればすぐにご来院下さい。 |
肝臓がん | C型やB型の肝炎ウィルスを持っている人が要注意で、肝臓がんの原因の約90%となります。肝炎ウィルス検診をぜひ受けて下さい。簡単な血液検査だけです。大量のお酒を飲む人も年に1回はエコーなどの検査を受けましょう。 |
すい臓がん | 早期発見が非常に難しいがんです。みぞうちや背中の痛みがあって胃の病気がない場合は、要注意です。黄疸は早期発見のきっかけとなります。エコー、CT、血液検査が必要です。 |
胆のうがん | このがんも早期発見は難しいのですが、胆石のある方は要注意です。症状がなくても年に1回は定期検査をしましょう。 |
食道がん | お酒やたばこの嗜好がある人に多い病気です。また、胃癌が治ったと思われている人の二次がんとして起こります。 |
甲状腺がん | 比較的おとなしい性格のがんです。たとえリンパ節転移があっても治療成績は良好です。怖がらずに治療を受けましょう。心配要りません。 |